『自分の為に生きる』高校サッカー選手権大会。
written by mobile on 2011.12.30 at 03:21 PM
あっ、こんにちは。ミスター高校サッカー増村義典です!
今日30日。2011年の全国高校サッカー選手権大会が開幕した。
埼玉スタジアムで広島皆実と闘って3ー0で負けたあの日からもう10年。
はえっ、、、
色んな思い出があるけれど、選手権の時ほど鮮明に全てのシーンが残ってる思い出はないね。
後半ロスタイム3点目がキーパーを抜けてカバーに入った俺のスパイクのポイントにかすってネットを揺らした。
もしもう一歩、あとほんとに2センチ届いていたら何か変わっていたのかね。
ピッチに立ってたチームメイトや、ベンチのメンバー、スタンドで応援してくれてた同じ三年だったメンバーや後輩。そして監督、コーチ、両親。
何か違う形が作れたかもしれない。
試合が終わり、ロッカールームに戻る。うちにはマネージャーがいなくて、同じように三年間サッカーしてたメンバーが選手権前に悔しそうに泣きながら
『選手権きまったしさ、俺マネージャーをするよ』
って言ってマネージャーをしてくれたメンバーいた。
埼玉スタジアムは試合中ロッカールームに一人残らないといけない決まりがあって彼がそれをかって出てくれた。
誰よりもサッカーが好きで、誰よりも試合に出たかったはずのに、
一度もピッチに立たず、一人でロッカールームのモニターで試合を見てた。
泣きながらロッカールームに戻ると、そいつは満面の笑みでメンバーの肩を叩き、
『おつかれ!ナイスゲーム!!泣くなよ!胸張って帰ろうぜ!!!』
と声をかけてくれた。
一番悔しいはずなのに。
謝る勇気がなくて、そいつの肩に顔をうずめ
『サンキュー。ありがとなマジで。』
と返した。
チームの素晴らしさを、最後の1シーンで学んだ。
18年で、やっと気付けた
『本物の絆』
これはそんな簡単に得ることが出来ないものなんだと思った。
うん。
この季節になると、いつもそんな事を思い出す。
今同じようにこの街に生きてる、そのマネージャーと
国立を眺めてる。
今日から闘う全てのチームの全ての選手へ。
嫌でも忘れられないこの数日を思いっきり噛み締めて下さい。
今も、俺のルーツはきっとここにある。
感謝することと、誰かのために生きる事が、
『自分を生きる』
と、いうこと。
皆さん。
今年も本当にありがとうございました。
増村義典


